本記事では、お子さんが中学受験を始めるか悩んでいる、もしくは始めようとしている保護者の方向けに、ぜひ知っておいて欲しいことをご紹介いたします!
近年、教育ブームが過熱しており、書店に行くと子育てや受験に関する本が平積みになっています。
そんななか、学校の同級生がみんな中学受験をしている、子供が塾に行きたいといい始めた、など様々な理由で中学受験を始めようとしている保護者の方がいらっしゃるでしょう。
しかし、
中学受験には様々な落とし穴があるんです…!!
そして
安易に中学受験を始めると後悔する可能性が非常に高いです…!!
そこで今回は、中学受験を始めようか悩んでいる保護者の方に、中学受験に関して最低限知っておいて欲しいことを3つご紹介します!
「大変だけどやってよかった」と言える中学受験にしましょう!
【1つ目】保護者の労力がすごい
一つ目は、「保護者の労力がすごい」ということです。
「中学受験は親の受験」という言葉があるくらい中学受験は保護者の労力とてつもなく大きい受験です。
もちろん受験生本人も大変ですが、成長段階的に小学生が自力でできることは限られるため、親がやらなければならないことはどうしても多くなります。
- 塾 / 試験の送り迎え
- お弁当の準備
- 塾の教材整理
- 学習の進捗確認
- 学校情報の収集
- 受験手続
など、保護者の方のやることが本当に多いです。
中学受験を始める際は塾の費用や中高一貫校に進学した場合の学費など、お金のことにアンテナを張りがちですが、それと同様かそれ以上に“時間”をかけなければならないのが中学受験です。
ですので、保護者の方は可処分所得と同じくらい可処分時間について検討してみてはいかがでしょうか。
【2つ目】中学受験はヌルくない
2つ目は「中学受験はヌルくない」ということです。
中学受験ブームが広まったことで「子供に無理をさせない受験」「子供のペースに合わせた受験」といったフレーズを耳にすること増えましたが、残念ながら中学受験はそこまで簡単な世界ではありません。
そもそも、中学受験は小学校で扱う内容を大きく超えた問題が出題されます。そのため、中学受験をするとなると一般的な小学生以上に勉強しなければならず、塾に通うことがほぼ必須になります。
また、中学受験では「第一志望校に合格できるのは7人に1人」と言われるほど熾烈な椅子取り競争です。さらに、首都圏では「受験者数が私立の中高一貫校の合格枠の総数を超えた」とすら言われています。
つまり、残酷ではありますが中学受験は非常に厳しい競争の世界なのです。
なので、中学受験を始める上では、その競争に足を踏み入れる覚悟が必要になります。
【3つ目】塾に入れば成績が上がるわけではない
3つめは、「塾に入れば成績が上がるわけではない」ということです。
中学受験では塾に通うことがほぼ必須なのですが、残念ながら「塾に通う=成績が上がる」ではありません。
塾に通うといっても、小学生はほとんどの時間を塾ではなく、学校や家で過ごします。なので中学受験でも、高校受験や大学受験と同様に“自学”が重要なのです。
もちろん塾講師の皆さんも一生懸命教えてくださいますが、魔法使いではありません。当たり前のことのようですが、宿題や復習を本人に自学でやってもらわなければ、成績は上がらないのです。
なので、中学受験をする上ではお子さんに正しく自学をしてもらうことが不可欠、ということを知っておいてください。
まとめ
この記事では中学受験を始める際に知っておいてほしい3つことを紹介しました。
- 保護者の労力がすごい
- 中学受験はヌルくない
- 塾に入れば成績が上がるわけではない
中学受験をするかしないかは大きな決断です。中学受験をするか悩んでいる保護者の方はこの3点を踏まえて決断をされてはいかがでしょうか。
また、すでに中学受験を始めている保護者の方も、受験本番が近づくにつれ不安になることも増えるかと思いますが、この3点に立ち返ると「まあ、こういうものなのか」と少し気が楽になるはずです。
ぜひ覚えておきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!